新しい卒後外科修練の流れ
 
 スーパーローテーションの導入や外科学会専門医制度の開始に伴って、われわれの科でも卒後外科修練のあり方について研修委員会で議論が交わされてきました。従来、消化器・総合外科では卒後2年の研修終了の後、研究を開始していました。それは研究には柔軟な発想が必要で若いうちから始めた方がよいとの考えに基づいていました。しかしながら、卒後2年ではスーパーローテーションが終わったばかりで、十分な外科修練が積めないこと、外科専門医取得に卒後5年間を要することから、スーパーローテーション後にさらに3年間の修練を積み、外科学会専門医を取得してから研究を開始することが望ましいとの結論になりました(図)。スーパーローテーション後の外科修練には豊富な症例が経験できる日本外科学会に認定された外科学会専門医修練施設や関運施設で修練を行うことを原則としています。これによって、教室と同門が一体となって若手外科医の育成を行います。