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1)食道アカラシア
食道の神経の障害によっておこる食道の運動機能不全が原因の良性疾患で、食事が飲み込みにくく なるなどの症状をきたします。
好発年齢は20から40歳代で、やや女性に多い疾患です。
治療法は薬物療法、バルーンによる拡張術などが ありますが、狭窄の程度が強く、これらの治療で改善 しない場合には、手術が必要です。
写真左:術前、食後の嘔吐を繰り返していました。バリウムの流れが悪いのが解ります。 写真右:術後の状態です。食後のつかえが全く無くなりました。バリウムの流れが極めて
スムーズです。
2)逆流性食道炎
胃酸や胆汁酸が食道に逆流することにより発症しますが、最近わが国でも食生活や生活様式の欧米化が進み、高齢化や肥満に伴う逆流性食道炎が増加してます。症状としては、夜間の胸やけ、嚥下障害などがあります。
初期の治療法は生活指導、食事指導、薬物療法などですが、内科的治療に抵抗性の場合には手術を行います。
3)食道憩室
食道壁の一部が嚢状に突出した疾患で、先天性と後天性が あります。多くは無症状ですが、嚥下障害、異物感などの 症状が重い場合は外科的に治療します。
4)食道平滑筋腫
食道良性疾患のなかで最も頻度の高い疾患です。 腫瘍が大きく嚥下障害などの症状がある場合、外科的治療の対象となる場合があります。 |