胆道疾患について

胆道癌

 胆管細胞癌には肝臓外にできる肝外胆管癌と肝臓内にできる肝内胆管癌があります。胆嚢癌を含めて、胆道系の癌は比較的癌が小さいときからリンパ節転移などがみられ、予後は不良です。現在のところ外科的治療以外には根治的方法はありません。局所進行胆道癌に対しては、動脈/門脈の合併切除・再建を行い根治性を高めています。

肝内胆管癌切除例の遠隔成績

グラフ01

胆管細胞癌切除例の病期別遠隔成績

グラフ02

全体の5年生存率は26%と課題の多い疾患ですが、
リンパ節転移のないStage IIIまでの症例では、5年生存率が50%を越えています。

胆嚢結石、胆嚢ポリープ

 胆嚢結石症は日常よく耳にする疾患で無症状のものから、胆嚢炎を生じ激烈な痛みを起こすものまで様々です。以前胆嚢結石の手術は全例おなかを開けて胆嚢を摘出していましたが。今日では、上腹部手術の既往があって癒着が強い場合等を除き殆どの症例に対して腹腔鏡下胆嚢摘出術を行っています。胆嚢結石以外にも良性の胆嚢ポリープにも腹腔鏡下手術を行っています。

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