【消化器・総合外科における卒後教育】
新生消化器・総合外科では、優れた外科医の育成を第一に考え、研修医の教育に力を入れています。若手の医師が病棟で、手術場で輝けるように外科総論に基づいた周術期管理、確実な手術手技など基本をしっかりと教育します。今年行ったわれわれの研修の改革をお示しします。
1.オリエンテーションの改革

ことしから、初期のオリエンテーションに採血、点滴を始め、結紮、縫合など病棟で、手術場で必要な手技の基本の講義・実習を大幅に組み入れました。オリエンテーションの最終日には研修医による第1回前原杯糸結びトーナメント大会が行われ、大いに盛り上がりました。6月11日には第2回大会が開催されています。

2.Morning mini-lecture
朝、7:00からの20分間のスタッフによる講義があります。輸液、手術侵襲などの外科総論から、各がんの取扱い規約の説明などの各論まで、研修医が知っておくべきことについての講義です。
3.大動物を用いたトレーニング
6月14、15日の2日間大動物ラボにて、ブタを用いた開腹、腸管剥離、吻合、胆嚢摘出術、閉腹などの基本手技の実習が予定されています。(もちろん費用は全部当科持ちです。)当科の指導スタッフ2人と研修医7人による実習です。これによって消化器外科領域の基本手技を十分に習熟できます。
4.手術の達成目標
各疾患グループが1年後に到達すべき手術手技を決定しました。1年間でステップを踏んで手術の教育を行います。まずは開腹、閉腹から。