呼吸器外科研究グループは、気管支・肺、縦隔、胸壁の外科的疾患を対象とした臨床・教育・研究を行っています。
新しい治療の開発のため、現在以下のテーマについて精力的に臨床研究を進めています。
1) 非小細胞肺がんの進展における上皮間葉系転換機構の関与
肺がんが発生した後、がん細胞は浸潤・転移に関する悪性形質を次第に獲得していきます。この過程における上皮間葉系転換機構の関与を解明し、新しい治療薬の開発を目指していきます。
2) 非喫煙者に発生する肺がんの特性
非喫煙者の非小細胞肺がんは近年増加し、2000年代の手術症例の約30%は非喫煙者です(図1)。非喫煙者の非小細胞肺がんは、喫煙関連の'通常の'肺癌とは臨床病理学的特徴が異なり、今後臨床研究や治療の面で区別して扱われるべきであることが示唆されています(図2)。
現在、非喫煙者の非小細胞肺がんの特性および病因を分子生物学的に解明中です。 |